米国エネルギー省環境管理局(DOE-EM)は2025年10月30日、ケンタッキー州のパデューカ・サイトでAIデータセンターを建設・運営する米国企業からの提案を求める提案依頼書(RFO)を発行しました。今回の公募は、トランプ政権が掲げる「AIにおける米国の主導的地位に対する障壁の撤廃」「米国エネルギーの解放」「データセンターインフラの連邦許認可の迅速化」の各大統領令に沿い、連邦土地資産を活用してデータセンターと発電プロジェクトを迅速に展開する取り組みの一環です。
パデューカ・サイトは、DOEがAIインフラ・発電プロジェクト向けに連邦所有地の中から特定した4カ所のサイトの一つです。EMは、応募企業が自己資金で長期の土地賃貸契約を1件以上締結できるよう、提案を募集しています。
DOE担当者のコメント
DOE環境管理局担当次官補のティム・ウォルシュ氏は、「トランプ大統領のリーダーシップの下、米国はエネルギー覇権の黄金時代を迎えており、AIとイノベーションにおける世界的リーダーの地位を維持している。パデューカは次世代AIインフラを支える資源とビジョンを備え、国家安全保障を推進しながら新たな繁栄の機会を生み出す」と述べました。
応募要件とスケジュール
応募者は各インフラプロジェクトの建設・運用・廃止に責任を負い、電力事業者との系統連系契約を確保する必要があります。提案は、技術的な準備状況、財務的な実現可能性、規制・許認可要件を満たすための詳細な計画に基づき、競争的に評価されます。DOEは今後、提案提出の日程や、応募希望者向けの現地見学を含む業界向け説明会の開催日を公表する予定です。RFOの提出期限は2026年1月30日です。