Nordic-Baltic Hydrogen Corridor(NBHC)は、2026年7月24日、北欧・バルト水素パイプライン構想に関する包括的な市場意向調査(Call for Interest)の結果を発表しました。今回の調査には81社から計108のプロジェクトに関する93件の回答が寄せられ、市場における強力なインフラ需要が裏付けられました。
調査結果によると、2040年までに本パイプラインを経由する需要量は年間79.2TWhに達する見通しです。この内訳として、特定の産業プロジェクトから64.4TWh、ドイツの分配ネットワーク向けに14.8TWhの需要が見込まれており、事前実現性調査で試算された年間理論容量91TWhの約87%に相当する規模となります。
技術・商業・規制調査を推進し2027年の完了を目指す
NBHCは、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ドイツを結ぶ国際的な水素運搬ラインの構築を目指しています。現在進行中である技術的・商業的・規制面の詳細調査については、2027年までに完了させる計画としています。
欧州域内における広域的な供給ネットワークの整備を通じ、地域産業の脱炭素化とエネルギー安全保障の強化を後押しします。
出典:Amber Grid