【次世代革新炉】三菱重工、革新軽水炉・国産SMRなど技術開発3件が採択

三菱重工業は2026年8月5日、経済産業省の「次世代革新炉の開発・建設に向けた技術開発・サプライチェーン構築支援事業」で、同社が提案した3件が採択されたと発表しました。革新軽水炉、国産技術による小型軽水炉(SMR)、原子力サプライチェーン高度化を対象とします。

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革新軽水炉と国産SMRを並行開発

採択されたのは、革新軽水炉の安全性向上に資する要素技術と標準炉型の開発、小型軽水炉の実用化に向けた国産炉型・要素技術の開発、次世代革新炉向け機器・素材・製造技術の高度化です。

革新軽水炉は、既存の軽水炉技術を基盤に安全性や運用性を高め、国内での早期実装を狙うものです。一方、SMRは出力を小型化し、工場製造やモジュール化によって建設期間や初期投資の抑制を目指します。

建て替え需要と供給網維持に対応

2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では、原子力をエネルギー安全保障と脱炭素の両面から活用する方針が示されました。2026年7月31日の原子力関係閣僚会議では、革新軽水炉とSMRが技術面で社会実装段階に位置付けられています。

今回の採択は、炉型開発だけでなく、原子力機器、素材、製造技術、人材を含む国内供給網の維持・再構築を対象とする点が特徴です。三菱重工にとっては、国内原子炉の建て替え需要を見据え、設計から製造までの国産技術基盤を確保する取り組みとなります。

出典:三菱重工業発表

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