
日本蓄電池とデジタルグリッドは2026年6月25日、福島県岩瀬郡の「NC岩瀬郡鏡石町蓄電所」で、6月23日から需給調整市場向けの運用を開始したと発表しました。定格出力1,977kW、容量8,146kWhで、TMEICのシステムとCATL製蓄電池を採用しています。
開発運用と市場取引を分担
日本蓄電池がプロジェクト開発、設備運用、現場管理を担い、デジタルグリッドが電力・環境価値取引プラットフォームを活用したアグリゲーションと市場参入を支援します。2026年3月の受電開始後、制御・市場対応を整え、今回の商用運用へ移行しました。
8MWh級蓄電池を地域の調整力へ
太陽光や風力の導入拡大に伴い、発電と需要の時間差を埋める調整力の価値が高まっています。両社は、設備開発、運用制御、市場取引を組み合わせ、JEPX、需給調整市場、容量市場を横断する地域分散型の蓄電事業モデルを構築する方針です。設備を保有するだけでなく、市場収益へつなげる運用能力が事業性を左右します。