ANAフーズ株式会社は、アーバンエナジー株式会社、J&T環境株式会社及びその子会社である札幌バイオフードリサイクル株式会社との協業により、2026年4月からANAフーズ札幌支店を起点に、食品とエネルギーの循環型モデルの運用を開始したと発表しました。ANAフーズはANAグループにおいて食品専門商社の役割を担い、国内バナナ流通の約10%を手がけています。
本取組みでは、札幌支店でバナナ加工の際に排出される食品残渣の一部を対象に、J&T環境が収集運搬に関わる調整等のトータルコーディネートを行い、札幌バイオフードリサイクルへ搬送します。その後、食品残渣はメタン発酵によるバイオガス発電により電力として活用されます。この電力をアーバンエナジーが買い取り、北海道電力ネットワーク株式会社の送配電網を通じてANAフーズ札幌支店へ供給します。
バナナ由来の食品残渣を自社拠点の電力に変換する循環モデル
本取組みは、アーバンエナジーの「創電割®」を利用したものです。これは、廃棄物から発電した電力を買い取り、廃棄物の発生元施設へ供給する場合に、廃棄物量に応じて電力料金を割引くアーバンエナジー独自のサービスで、2017年から提供しています。この仕組みにより、ANAフーズ札幌支店は自社事業で生まれる食品残渣の一部をエネルギーとして有効活用し、使用電力の一部を実質的にバナナ由来の再生可能エネルギーで賠う資源循環モデルを実現しました。
JFEエンジニアリンググループとの連携による食エネ連携の拡大
J&T環境はJFEエンジニアリンググループでリサイクル事業を手がけ、アーバンエナジーはJFEエンジニアリングが100%出資する新電力子会社です。同グループは別案件でモスフードサービスとも同様の食品廃棄物発電スキームを展開しており、食品事業者向けの資源循環モデルを複数企業へ横展開しています。
出典:https://www.ana-foods.co.jp/wp/wp-content/uploads/2026/06/News-Release-26-01ANA-FOODS.pdf