現代自動車グループは、2026年7月24日、韓国の清州市において、廃棄物から水素を製造する統合施設「HTWO Energy Cheongju」を開設したと発表しました。本施設は、同グループが直接運営する初のWaste-to-Hydrogen(W2H)拠点であり、地域内で発生する廃棄物を活用した自立型の水素エコシステムを構築することを狙いとしています。
この新施設は、地域の有毒・有機廃棄物ストリーム(下水汚泥など)を原料とし、現地で水素へ変換して直接供給する機能を備えています。従来の沿岸部等の遠方施設から水素を輸送する方式と比較して、サプライチェーン全体で発生する輸送コストの大幅な削減を可能にしました。
循環型エコシステムの構築によるサプライチェーンの効率化
同社は、自社の水素事業ブランド「HTWO」を通じて廃棄物資源化(W2H)ビジネスを展開しており、今回の施設稼働をモデルケースとして他地域への水平展開も視野に入れているとしています。
都市廃棄物の処理問題とクリーンエネルギーの安定供給を同時に解決する先進的なアプローチとして、地産地消型の水素サプライチェーンの構築を目指します。