大阪ガスは2024~2026年度の成長投資を累計6,610億円とし、当初計画から約1,010億円積み増す方針です。2026年度だけで3,200億円を投じ、海外エネルギー1,160億円、ライフ&ビジネスソリューション750億円、国内エネルギー520億円などに配分します。
2026年3月期の海外エネルギー事業のセグメント利益は883億円で、前年から164億円増加しました。米国エリアはフリーポートLNG基地と上流事業の増益により806億円となり、国内電力事業の減益を補いました。関西圏ガス会社から、米国上流・LNG、豪州、インド都市ガス、国内発電、不動産・情報事業を組み合わせるポートフォリオへ移行しています。
投資判断では、海外事業の高収益性と国内事業との分散効果が評価材料です。一方、2027年3月期は国内電力で市場取引利益の縮小や姫路発電所の固定費増を見込み、経常利益は1,900億円へ減少する計画です。成長投資がROIC向上へ結びつくかが焦点になります。