【原子力】SGE主導チーム、英国でBWRX-300を14基建設する計画を発表

欧州の小型モジュール炉(SMR)開発・投資プラットフォームSGE(本社ワルシャワ)は2026年7月1日、英国の3カ所でGEベルノバ日立(GVH)製BWRX-300(30万kW)を計14基建設する計画を発表しました。GVH、サムスンC&T、Laing O'Rourke、Aecon、Fermi Development、Etaraおよび経験豊富な原子力運営事業者を含むチームで開発を進めます。

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SGEは英国の「先進的原子力フレームワーク(ANF)」に基づき合計420万kW規模のフリート建設を申請しており、英国の電力需要の11%、約800万世帯分に相当する電力を60年以上供給できる規模だとしています。申請にあたり、英国拠点のプロジェクト会社SGE SMR UKリミテッドを設立しました。

フリート展開モデルと開発スケジュール

計画は3拠点でのマルチユニット開発によるフリート方式を採用し、最初の拠点に6基、残り2拠点に順次追加設置する構成です。SGEは2026年11月に「先進的原子力パイプライン」への組み入れを見込み、2027年前半に用地選定と政府支援策の協議を完了、その後約1年以内に投資・用地整備・許認可手続きに着手し、初号機の商業運転開始を2034年に目指すとしています。

BWRX-300は67基の実績を持つ第10世代の技術で、カナダで建設許可を得て建設が進行中であり、OECD加盟国で稼働する初のSMRとなる見通しです。英国では2025年12月に、環境庁・原子力規制局・ナチュラル・リソーシズ・ウェールズによる包括的設計評価(GDA)ステップ2を完了しており、安全性・環境保護等の観点で導入を妨げる根本的な問題は確認されなかったとしています。

資金調達方針

SGEは、民間資金による商業主導の投資として本プロジェクトを進める方針で、英国のナショナル・ウェルス・ファンドの関与を伴う差額決済契約(CfD)の枠組みでの展開を計画しています。稼働開始前の消費者負担は発生しないとしています。

SGEは2019年設立の欧州 SMR開発プラットフォームで、ポーランドではORLENと共同で3拠点の旗艦プロジェクトを進めており、初号機は2032年の稼働開始を見込んでいます。

出典:https://sge.eu/sge-unveils-plans-for-4-2gw-uk-small-modular-reactor-fleet/

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