【原子力】英国DESNZ、革新的原子力プロジェクト支援の新枠組みを発表

英国のエネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)は2026年2月4日、革新的な原子力プロジェクトの開発・商業化・展開を支援する「先進的原子力フレームワーク(Advanced Nuclear Framework)」を発表しました。同フレームワークは、SMR(小型モジュール炉)やAMR(先進モジュール炉)など民間主導のプロジェクトを対象に、政府が主体的に関与する新たな案件評価プロセスを導入するものです。政府はすでにサイズウェルCに142億ポンド、GBE-NのウィルファSMR計画に25億ポンド超を投じており、ヒンクリーポイントCと合わせ2030年代に約8GW(住宅約1,500万戸分に相当)の追加容量を見込んでいます。

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事業者は2026年3月以降、DESNZと英国エネルギー原子力公社(GBE-N)が運営する「英国先進的原子力パイプライン」への参加を提案でき、技術・サプライチェーン、開発事業者の能力、資金調達、立地、操業・需要家体制の5分野にわたる審査(迅速なトリアージの後、詳細審査)を経て、大臣の判断によりパイプラインへの参加可否が決まります。参加が認められた事業者は、政府から限定的な原則承認を受け、収益支援やリスク保護などの将来的な支援措置について協議できるようになります。

政府系ファンドNWFが資金面を後押し

270億ポンド規模の資本を有する政府系投資機関ナショナル・ウェルス・ファンド(NWF)も、パイプライン参加事業者を中心に、融資・出資・ハイブリッド型金融商品を通じた資金支援の検討を進めます。原子力産業協会(NIA)のグレートレックスCEOは「政府の原則承認を得る明確なプロセスは、民間投資を引き出し、開発事業者の構想から実行への移行に不可欠だ」と述べました。

出典:UK DESNZ

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