【原子力】オランダ政府、2050年までに原子力7GW拡大のロードマップを提示

オランダのデ・バット気候・グリーン成長担当政務次官(staatssecretaris)は2026年6月19日付の議会宛書簡で、2050年までに原子力発電容量を7GWへ拡大することを目標とした「原子力ロードマップ」を提示しました。内閣は同目標の達成に向けあらゆる措置を講じるとし、4つの方策(トラック)を示しています。

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ロードマップは、実証済みの原子力技術を用いてできるだけ早く目標の主要部分を満たすことを狙いとしており、原子力の知見基盤を教育・企業育成・技術革新を通じて継続的に強化する方針もあわせて示されています。

4つの方策の内容

第1の方策は、最初の2基の大型炉(2.2~3.2GW)の新設と、ボルセラ発電所(PWR、0.5GW級)の長期稼働です。2基の建設予定地は2027年に決定するとしています。第2の方策は、3、4基目の大型炉、あるいは小型モジュール炉(SMR)による発電容量の追加的な引き上げで、これに関する内閣の決定は2028年頃を見込むとしています。

第3の方策では、民間企業によるSMR展開を奨励し、内閣は2026年後半にSMRの資金調達モデルを策定する予定としています。第4の方策では、SMR技術を含む、エネルギー生産や潜在的な廃棄物削減に貢献しうるオランダの有望な革新的原子炉設計を支援するとしています。

SMR導入に向けた検討

内閣は、約2,000万ユーロの予算枠でSMRの許可・認可手続きを効果的に進めるための方策を検討中だとしています。今回のロードマップは、最初の2基の立地に関する書簡と並行して送付されたもので、原子力政策を単発の対応から包括的なプログラムへと拡張する内閣の方針転換を反映しています。

出典:https://www.overkernenergie.nl/documenten/2026/06/19/kamerbrief-routekaart-7-gw-kernenergie

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