北海道電力、泊発電所の防潮堤完成を2027年8月に延期発表、3号機再稼働の明言は見送り

北海道電力は、2026年7月30日、泊原子力発電所における防潮堤の完成時期が2027年8月中旬ごろになる見通しを発表しました。

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新たな防潮堤は、津波対策の要として2024年3月28日に着工されました。 高さ海抜19.0m、延長約1,200mの規模を誇り、総工費1,067億円をかけて地中の強固な岩盤に直接支持させる「岩着支持構造」を採用しています。

当初は2027年3月ごろの完成を目指していましたが、冬場の暴風雪による影響や、狭隘な構内における他の安全対策工事との作業干渉を精査した結果、工期が約4か月遅れることになりました。 同社は、工事の安全と品質確保を大前提としつつ、さらなる工程短縮策を講じることで可能な限り早期の完成を目指すとしています。

審査の進捗を理由に3号機の再稼働時期は公表を見送り

防潮堤の完成は、泊原発3号機の再稼働に不可欠な条件です。 齋藤晋社長は同日の記者会見で、この夏に示す予定だった再稼働の具体的な時期について、原子力規制委員会による審査が継続していることを理由に明言を避けました。

施設完成から再稼働までは通常2か月から3か月程度かかるとされており、審査の進捗を慎重に見極めながら、2027年のできるだけ早期の稼働実現に向けた取り組みを進める方針です。 再稼働が実現すれば、一般家庭向けの電気料金について現在の水準から11%程度の値下げが見込まれるため、今後の動向が注目されます。

発表

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