【再エネ】豪州2025年Q4の大規模再エネ・蓄電池導入が過去最高を記録

豪州の業界団体クリーンエナジー・カウンシル(CEC)は2026年2月18日、2025年第4四半期の大規模再生可能エネルギー・蓄電池導入状況をまとめた四半期投資レポート「Quarterly Investment Report: Large-scale renewable generation and storage, Q4 2025」を公表しました。同四半期に稼働を開始した大規模太陽光・風力発電所は9件、新規発電容量は2.1GWに達し、2021年第3四半期に記録した1.3GWを上回り単一四半期として過去最高を更新しました。

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系統用蓄電池の導入も過去最高を記録しました。第4四半期の新規容量は1GW/2.3GWhで、前四半期(541MW/1,766MWh)の3倍以上に拡大しました。2025年通年の系統用蓄電池導入量は1.9GW/4.9GWhとなり、2017年から2024年までの8年間の合計(2.2GW/3.8GWh)に迫る規模となりました。

2025年の新規容量の6割超が第4四半期に集中

CECによると、2025年に稼働した再エネ発電容量のうち63%にあたる2.1GWが第4四半期に集中しました。また同四半期には再エネ発電案件5件(合計1.2GW、投資額35億豪ドル)が最終投資決定に到達し、単一四半期の投資額としては2022年第4四半期の43億豪ドルに次ぐ過去2番目の規模となりました。

CECのジャッキー・トラッドCEOは、豪州の電力市場運営者(AEMO)のデータを引用し、2025年第4四半期に再エネが豪州卸電力市場(NEM)の総発電量の51%を初めて占め、1月の猛暑時には需要ピークの最大77%を再エネで賄ったと説明しています。

州別では南オーストラリア州が最短の導入期間

案件の投資決定から稼働開始までの平均期間は、南オーストラリア州が太陽光19カ月、陸上風力23カ月と全国最短でした。蓄電池では南オーストラリア州とビクトリア州がともに20カ月で最短タイとなりました。一方、クイーンズランド州は第4四半期に4件と最多の案件が稼働した一方、太陽光23カ月、風力37カ月、蓄電池28カ月と全国で最も長い導入期間となりました。

出典:https://cleanenergycouncil.org.au/news-resources/more-renewables-powered-up-in-q4-2025-than-ever-before,-breaking-new-records-report-finds

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