【世界横断】EU・ブラジル・中国、炭素市場統合オープン連合を正式発足

Open Coalition
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欧州委員会・ブラジル・中国は2026年5月7日、イタリア・フィレンツェで「炭素市場統合オープン連合(Open Coalition on Compliance Carbon Markets)」の署名式と設立会合を開催し、正式に発足させた。同連合は2025年11月のCOP30(ブラジル・ベレン)でフォンデアライエン欧州委員長ら各国首脳が承認した宣言を土台とするもので、排出量取引制度や炭素税など国内炭素価格付け制度を持つ国々に開放されている。会合には欧州委員会気候総局長クルト・ファンデンバーグ氏、中国生態環境省の李高副部長、ブラジルのクリスティナ・レイス炭素市場担当特任長官が参加し、新規メンバーとしてドイツとニュージーランドが加盟した。

ブラジル議長・中国とEUが共同議長、9月に武漢で作業計画採択へ

連合は今後2年間ブラジルが議長を務め、中国と欧州委員会が共同議長となる。今後はモニタリング・報告・検証(MRV)体制の強化や炭素会計手法の高度化、高品質クレジット活用の検討などを軸に、事務局設置と作業計画の策定を進め、2026年9月15日に中国・武漢で開催予定の炭素市場会議で正式採択する方針。世界では約50カ国で80件超の炭素価格付け制度が導入されており、ファンデンバーグ氏は「EU-ETSは対象部門の排出量を50%削減、2,600億ユーロの財源を脱炭素・イノベーションに充ててきた好例」と述べ、制度を持つすべての国に参加を呼びかけた。

出典:EU, Brazil and China launch open coalition to boost integrity and effectiveness of carbon markets

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