三菱電機は2026年6月29日、従業員向けの「仕事と育児・介護の両立ハンドブック」をリニューアルしたと発表しました。共働き世帯の増加や働き方の多様化を背景に、育児・介護を担う従業員が業務とキャリア形成を両立しやすい環境を整える狙いです。
当事者と管理職の双方を支援
今回の改訂では、育児に関する当事者版と管理職版に加え、父親向けの付録、介護との両立に関するハンドブックを整備しました。制度の案内だけでなく、時間や働き方に制約がある中でも、従業員が自らの役割と成果を意識し、ライフイベントとキャリア形成を両立できる風土づくりを重視しています。
三菱電機は、両立支援を福利厚生にとどめず、組織パフォーマンスと企業価値を高める人的資本施策と位置付けています。本人だけでなく管理職にも実務上の対応を示すことで、休業取得や復職、業務配分、継続的なキャリア形成を職場全体で支える体制を強化します。
人材確保と定着にもつながる施策
製造業では、技術者や専門人材の確保が中長期の競争力を左右します。育児・介護期にも就業継続と成長機会を確保する仕組みは、採用力や人材定着、多様な人材の活用にもつながります。同社は今後も、人的資本の価値最大化を通じて持続的な企業価値向上を目指します。
