三菱電機は、2026年7月23日、日本、英国、イタリアの3カ国が共同推進する次期戦闘機開発「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」において、誘導弾などの装備品と機体の最適化に向けた協業契約を締結したと発表しました。本契約は、英国で開催された「ファンボロー国際航空ショー2026」の会場にて、三菱電機、三菱重工業、英国のMBDA UK、イタリアのMBDA Italiaの4社間で締結されました。
今回の連携は、日本国防衛省、英国防省、イタリア国防省の3カ国防衛当局から指定を受けた協議体「ソブリン・エフェクツ・パートナーズ(SEPs)」を構成する企業間で行われます。SEPsは、次期戦闘機に搭載される誘導弾をはじめとする装備品(エフェクター)と機体側のシステムをスムーズに適合させ、運用上の最適化を図るための重要な枠組みです。
共通規格の検討と設計支援を推進
参画する4社は、次期戦闘機と各種装備品の間で用いられる共通インターフェースの技術検討や適合性の検証を一体となって進めます。プロジェクトの初期段階から機体構造と装備品との相互作用を分析・調整することで、開発プロセスの効率化や機体の性能最大化を目指します。
現代の戦闘機開発において、機体性能だけでなくミサイル等の装備品との高度なシステム統合が運用上の能力を左右するとされています。4社は各社が持つ先端技術や専門知識を相互に提供し、次期戦闘機の設計支援を総合的に推進していく構えとしています。
出典:発表