三菱重工業は、受注が拡大するGTCC、原子力、防衛を中心に、設計・製造・調達・品質保証・建設・アフターサービスを担う人材を強化しています。GTCCでは大型ガスタービンの基本計画、燃焼・構造設計、性能評価、海外営業、プロジェクト遂行など、原子力では安全設計、機器・プラント設計、品質保証、保全、廃炉対応などが主な仕事です。大型案件を長期にわたり遂行するため、技術専門性と部門横断の調整力が同時に求められます。
GTCCの全工程で専門人材が必要
GTCC事業では、国内外の新設発電所とアフターサービスに加え、水素・アンモニア燃焼、蓄エネルギー設備なども対象になります。機械、電気、材料、化学、制御、土木・建築の技術者だけでなく、契約、調達、リスク管理、海外顧客との交渉を担う職種もあります。世界各地の大型案件では、安全・品質・納期・採算を同時に管理する必要があり、EPCやプラント運営、電力会社、メーカーでの経験を生かしやすい分野です。
AIと教育で技能継承を短縮
同社は2025年度末までにDI人材を約1万9,000人へ拡大し、デジタル・AI活用による業務効率化効果を約150億円としています。製造現場では熟練者の暗黙知をAIで形式知化し、ARやVRも使って若手・キャリア採用者の育成期間を短縮します。原子力講座やVR教育、防衛の技能塾も整備しました。応募者には専門知識に加え、3D設計、データ活用、自動化、現場改善、国際規格への対応力が重要です。ハード中心の企業でデジタル実装まで担える点が、キャリア上の特徴になります。