米配電・ガス持株会社NiSourceの子会社Northern Indiana Public Service(NIPSCO)と関連会社GenCo(NIPSCO Generation)は2025年11月24日、Amazonのデータセンター(DC)向けに最大3GWのガス火力発電と蓄電池を建設する計画を発表しました。送電設備の新設と合わせ、両社は総額約70億ドルを投じる見込みです。
GenCoは1.3GW級のガス火力発電所2基(計2.6GW)と出力400MW・4時間放電の蓄電池システムを新設する計画で、Amazon向け電力供給は2027年1月に開始し、2032年末までに供給量を2.4GWまで拡大する契約となっています。この枠組みはNIPSCOの既存顧客がハイパースケーラー向けインフラの費用を負担しない設計となっており、Amazonとの15年契約により既存の需要家には総額約10億ドルの負担軽減効果(月額約7ドルの請求書クレジット)が見込まれるとしています。
インディアナ州公益事業委員会の承認プロセス
インディアナ州公益事業委員会(IURC)は11月19日、GenCoの事業枠組みに関する9月の承認判断を再確認しました。両社は特別契約と電力購入契約(PPA)の承認をIURCに申請しており、連邦エネルギー規制委員会(FERC)によるPPA承認も必要となります。Amazonには2029年3月末までに契約容量を1,200MW削減できる一回限りのオプションが付与されています。
Amazonの大規模投資計画との関連
今回の計画は、Amazonが2025年11月に発表した北部インディアナ州への150億ドル規模の投資計画の一環で、同社は州内で2.4GWの電力容量確保を目指しています。GenCoは追加のDC顧客向けにも最大3GWの供給に向けた協議を進めているとしています。
出典:https://www.utilitydive.com/news/nisource-nipsco-amazon-data-centers-indiana/806396/