タダノ、世界初の25トン級フル電動クレーン「EVOLT」を発売

タダノは、2023年12月6日、走行とクレーン作業の双方を車載電池だけで行う25トン級ラフテレーンクレーン「EVOLT eGR-250N」を12月8日に発売すると発表しました。販売価格は税別1億4,800万円で、年間20台の販売を計画します。

フル電動ラフテレーンクレーンEVOLT eGR-250N
フル電動ラフテレーンクレーンEVOLT eGR-250N

容量226kWhのリチウムイオン電池を搭載し、満充電時の目安はクレーン作業約5時間と走行約42kmです。クレーン作業だけなら約11時間、走行だけなら約70kmで、急速充電はCHAdeMO方式で約2.5時間、AC200V三相の普通充電は約8時間となります。

年間CO2を約27トン削減

最大吊り上げ性能25トン、最大作業半径34m、最大地上揚程44.2m、最高速度49km/hで、従来のディーゼル機と同等の基本性能を確保しました。97kWの走行モーターを2基搭載し、定常走行時の騒音は78dBから71dB、クレーン作業時は104dBから94dBへ低減します。

従来型GR-250Nとの比較では、1台当たり年間約27トンのCO2削減を見込みます。建設現場では充電インフラと稼働計画の調整が必要ですが、夜間工事や屋内作業で低騒音・排ガスゼロの価値が高まります。タダノは、25トン級を起点に他のクレーンや高所作業車へ電動化を広げる考えとしています。

出典:タダノ「フル電動ラフテレーンクレーンEVOLT eGR-250N」

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