九電テクノシステムズは、2024年2月29日、スマートフォンから遠隔操作できるEV用普通充電器「QEC-F-01」を開発し、3月から国内販売を開始すると発表しました。充電制御、状態確認、予約、設定変更に加え、集合住宅や事業所向けの複数台デマンド制御をオプションで提供します。
製品出力は6kW、入力・出力電圧は単相AC200V、出力電流30Aです。外形寸法は高さ370mm、幅265mm、奥行き155mm、重量8.8kg、充電ケーブル長7.5mで、防塵防水性能はIP65。壁掛けのほか、専用ポールを使った自立設置にも対応します。
利用者はスマートフォンアプリから充電開始・停止、充電状況確認、電気料金が安い夜間の予約充電を設定できます。ビジネスタイプでは課金決済機能を搭載し、外部サービスとの連携で利用料金を徴収できます。リンクジャパンのスマートホーム統合アプリ「HomeLink」と連携し、利用予約や決済、住宅設備との一元管理も可能です。
複数台制御では、建物全体の電力需要と充電負荷を監視し、契約電力のピークを超えないよう各充電器の出力を調整します。集合住宅では全車両が同時に6kWで充電すると受電設備増強が必要になる場合があるため、デマンド制御は初期投資と基本料金の抑制に有効です。導入事業者は、利用者認証、課金単価、通信費、停電復旧時の再起動、将来増設時の配線容量を確認する必要があります。
出典:九電テクノシステムズ発表