【スイス】政府、原子炉2基の80年運転が技術的に可能と結論

Gosgen
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スイス連邦評議会(内閣)は2026年5月13日、稼働中のゲスゲン原子力発電所(加圧水型・101万kW、1979年運開)とライプシュタット原子力発電所(沸騰水型・約117万kW、1980年代運開)について、80年間の長期運転が技術的に可能であり、多くのシナリオで経済的にも成立するとの報告書を採択した。同国の原子炉は運転期限を定めず安全性が確保される限り継続運転が認められており、連邦エネルギー庁は既に2024年、60年運転の技術的・経済的実現性を確認済み。今回の報告書はフロンティア・エコノミクスとシンペルカンプNISへの委託分析に基づき、60年超の長期運転に必要な規制・財務・エネルギー政策上の条件を検証した。

追加投資7~12億スイスフラン、政府支援は現時点で不要

80年運転に必要な設備更新投資は1基当たり7億~12億スイスフラン(約1,418億~2,430億円)と見積もられ、報告書は現実的な将来電力価格・コスト前提の下では投資回収は十分可能とし、現時点で政府の財政支援は不要との見解を示した。最大のリスクは技術面よりも早期閉鎖や規制強化など政治・規制面の不確実性にあるとし、安定した長期的な制度枠組みの重要性を強調している。運営会社AxpoのThomas Sieber最高経営責任者(CEO)は、ゲスゲンの運転継続可否について2029年までに判断が必要だと述べている。

出典:Operation of Swiss plants up to 80 years feasible, report says

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