コスモエネルギーホールディングスは、2024年1月30日、四日市霞発電所、コスモ石油中央研究所、系列サービスステーション(SS)の3類型で蓄電ビジネスの実証を開始すると発表しました。大型蓄電池の市場取引、太陽光併設運用、SSでのピークシフトをそれぞれ検証します。
三重県四日市市の四日市霞発電所では、約1,200平方メートルの敷地に出力約3,900kW、容量約15,600kWhの蓄電池を設置します。2024年6月の着工、同年度内の実証運用開始を予定し、EMSで充放電を最適化。卸電力市場に加え、需給調整市場と容量市場へ参画し、複数市場を組み合わせた収益性を検証します。
太陽光併設とサービスステーションでも検証
埼玉県幸手市の中央研究所では、出力約200kW、容量約650kWhの蓄電池と出力約200kWの太陽光発電設備を併設します。日中に充電し、需給が逼迫する夕方に放電する運用や、太陽光発電量に応じた系統経由の充放電を試します。
愛知県のセルフ長久手SSと大阪府のセルフ若江南SSでは、各出力約3kW、容量約16.6kWhの蓄電池を導入し、2024年1月から実証を開始しました。太陽光発電量と店舗需要を予測して充放電を制御し、余剰電力の有効利用、電気料金の削減、J-クレジットへの活用可能性を確認するとしています。
出典:発表