コスモエネルギーのキャリアは、原油開発、製油所、物流、サービスステーションという石油の面的な事業基盤から、風力発電、電力販売、蓄電池、SAF、水素へ広がっています。2027年度採用では技術系、事務系、石油開発系を設け、技術系は石油精製プロセス管理、装置運転、保全、省エネ、触媒・環境技術、データサイエンスまでを対象とします。石油開発系ではUAEの生産現場や国営石油会社との交渉も仕事になります。
風力364MWから電力サプライチェーンへ
Vision 2035では、2025年度時点の陸上風力343MW、洋上風力10MW、太陽光11MWを基盤に、自社電源を2035年度2,000MWへ拡大する構想です。第8次中計期間には2MW級蓄電所を8拠点で商業運転し、需給調整と電力販売を一体化します。製油所を活用したSAF、水素製造、CCS、重要鉱物も検討しており、電気・機械・化学、資源、電力取引、データ解析、プロジェクト管理の経験を横断的に生かせます。
AIを使いながら現場を動かす力
同社はAIによる地質解析、生産予測、設備の予兆管理、ロボット・ドローン巡視を進めます。一方、24時間稼働する製油所や発電所では、安全責任、設備診断、保全工事、緊急時対応、協力会社・地域との調整を人が担います。定型的なオフィス業務よりも、現物設備と法規制を理解し、AIの出力を現場で検証できる人材は相対的に代替されにくいと考えられます。石油の安定供給と次世代エネルギーの双方を経験できる点が、この会社で築くキャリアの特徴です。