グリーンパワーインベストメント(GPI)は非上場で、一般投資家が同社株を直接売買することはできません。主要株主はNTTアノードエナジー、JERAなどで、NTT株への間接寄与はありますが、JERAとの共同保有や連結全体の規模を考えると純粋なGPI投資にはなりません。
大型風力の実績は希少な資産
GPIは121MWのウィンドファームつがる、112MWの石狩湾新港洋上風力を実現し、開発、建設、運転保守の人材と地域ネットワークを持ちます。大型風力は権利・系統・環境調整の蓄積が参入障壁となり、運転資産の長期売電収益も価値を生みます。過去には約530億円の国内風力ファンドを組成しており、開発利益だけでなく、資産運用・機関投資家資金を組み合わせる力も評価材料です。
プロジェクト単位で採算を精査する
洋上風力は工事費、金利、為替、タービン供給、専用船、保険、出力制御、地域調整で採算が大きく変わります。非上場のため詳細な利益、負債、キャッシュ・フローは限定的です。共同投資や融資では、案件持分、売電条件、建設契約、完成保証、稼働率、劣後・優先構造、撤去費を確認すべきです。大型案件の実績は強みですが、容量の大きさがそのまま株主価値になるわけではありません。
※本稿は公開情報に基づく事業分析であり、出資・契約・設備投資を推奨するものではありません。GPIは非上場のため株価チャートは掲載していません。