アンモニアヒートポンプ導入、ノボ ノルディスク ファーマが郡山工場でスコープ1・2ネットゼロ達成

ノボ ノルディスク ファーマは、2026年7月、郡山工場において化石燃料の使用を撤廃し、CO₂排出量実質ゼロ(スコープ1・2)を達成したことを発表しました。

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アンモニアヒートポンプで設備転換

同工場は約2年間の改修期間を経て、天然ガスを利用した従来の空調・熱供給設備をアップデートしました。新たに導入した設備は、自然冷媒アンモニアを採用する熱回収型高温ヒートポンプです。この技術により、外気などからの「熱」を効率よく回収し、工場内の冷暖房に活用する仕組みを実現しています。

製薬産業での先進事例

アンモニアは従来の冷媒物質と比べ、地球温暖化係数(GWP)がゼロに近く、オゾン層破壊係数もゼロとされています。製薬工場のような大型空調が必要な施設でのアンモニアヒートポンプ導入は、業界内でも先進的な取り組みとされています。郡山工場はこの導入を通じ、直接排出(スコープ1)と購入電力由来の排出(スコープ2)の両方を実質ゼロにしています。

グローバルなネットゼロ戦略の一環

ノボ ノルディスク グループは、2030年までにグローバル規模でのカーボンニュートラル達成を目指しています。郡山工場の成功は、エネルギー多消費産業における脱炭素戦略の実現可能性を示す事例となります。

出典:ノボ ノルディスク ファーマ株式会社