三井物産は2026年3月期に、新卒142人、キャリア67人の計209人を採用しました。キャリア採用比率は32.1%で、単体の全総合職に占めるキャリア入社者の比率も14.5%まで上昇しています。資源・エネルギー、機械・インフラ、化学品、生活産業に加え、再生可能エネルギーやデータ・AIを組み合わせて事業をつくるため、社外で専門性を培った人材の役割が広がっています。
仕事の特徴は、商品を売買する商社機能だけでなく、投資先の選定、事業開発、ファイナンス、建設・操業管理、リスク管理、事業再編まで一貫して関与する点です。脱炭素分野では、発電・蓄電池・次世代燃料などの技術知識に加え、長期契約、プロジェクトファイナンス、電力市場、環境価値、各国規制を横断して判断する力が求められます。技術者、金融・M&A、データ分析、法務・契約、サプライチェーン管理など、多様な経験が接続しやすい職場です。
同社は自律的なキャリア形成を「自分ならではの強みを主体的につくる」ことと定義しています。事業軸と地域軸を組み合わせたグローバルマトリクス体制のもと、部門を越える異動、海外の事業現場、OJTと体系的研修を用意し、グローバル人材管理システム「Bloom」で配置・育成を支援します。2026年3月期には部を越えた異動者の割合が38.9%となっており、特定分野の専門性に加え、異なる利害関係者を束ねて事業を動かした経験がキャリア上の重要な強みになります。