町田市・イオンアグリ・タクマ、ごみ焼却由来CO2でイチゴ栽培実証を開始

町田市、イオンアグリ創造、タクマは、2023年11月13日、町田市バイオエネルギーセンターの燃焼ガスに含まれるCO2をイチゴ栽培へ供給する実証試験を開始すると発表しました。試験期間は2023年11月から2027年3月までです。

ごみ処理施設由来CO2の施設園芸利用概念図
ごみ処理施設由来CO2の施設園芸利用概念図

対象は熱回収施設の焼却排ガスと、バイオガス化施設のバイオガスエンジン排ガスです。分離・精製したCO2を温室へ送り、イチゴの生育と収穫物の安全性を評価し、工業精製した液化炭酸ガスを使う従来方式とも比較します。

電力・熱・CO2を一体利用

町田市は実証フィールドとCO2などの資源を提供し、タクマがCO2供給装置、システム開発、生育・安全性評価を担当します。イオンアグリ創造は大規模施設園芸の知見を生かし、生産指導や評価設計を支援します。

タクマが木質バイオマス発電所向けに実用化したCO2供給技術を、一般廃棄物処理施設へ広げる試みです。実用化すれば、ごみ処理施設で発生する電力、熱、CO2を大規模施設園芸で使う「トリジェネレーション」が可能になります。3者は、自治体の主要排出源である焼却施設のCO2を地域資源として利用し、地域循環共生圏の構築につなげる考えとしています。

出典:町田市「ごみ処理施設で生じる燃焼ガス中のCO2有効利用技術の実証試験」

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