エナリス、2030年度容量市場向け変動電源を募集 1MW未満の太陽光・風力を集約

2030年度容量市場変動電源の募集概要
2030年度容量市場変動電源の募集概要

エナリスは2026年6月30日、2030年度を実需給年度とする容量市場の「変動電源(アグリゲート)」に、同社のアグリゲーションを通じて参加する発電事業者の募集を開始しました。対象は非FIT・非FIPの太陽光発電と風力発電で、期待容量が1,000kW未満の電源です。申込期限は7月21日としています。

小規模な自然変動電源を1MW以上に集約

容量市場では、太陽光、風力、一部の自流式水力のうち期待容量1,000kW未満の設備を、アグリゲーターが他の電源と束ねて1,000kW以上にすることで参加できます。期待容量は設備容量に毎年公表される調整係数を乗じて算定され、発電設備の定格出力そのものとは異なります。

募集対象外には、FIT電源、2030年度と適用期間が重なるFIP電源、自家消費・自己託送・特定供給だけに用いる設備、実需給年度に供給力を提供できない設備などが含まれます。ただし、2030年度の開始までにFIT買取期間を終える設備は参加できます。

2026年10月に応札、報酬支払いは2031年

想定日程は、2026年8~9月に電源登録、10月にメインオークション、2027年1月に約定結果公表、2030年4月から2031年3月まで供給力を提供し、2031年9月に事業者へ報酬を支払う流れです。落札要件を満たさない場合には年間報酬が減額されます。

再エネ電源は出力が天候に左右されるものの、複数設備を束ね、発電量予測や市場手続きを一体化することで容量価値を収益化できます。エナリスは応札手続きを支援し、再エネアグリゲーションサービスとの組み合わせにも対応します。

出典:エナリス「2030年度 容量市場変動電源(アグリゲート)参加企業を募集」

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