【営農型太陽光】スマートブルー、滋賀県栗東市の水田で66kW設備を竣工 一本足架台で営農性を確保

スマートブルーは2026年6月30日、同社が設計・施工を担当した営農型太陽光発電所「SAVE THE FARMS by YANMAR SHIGA RITTO」が滋賀県栗東市で竣工し、5月1日に開所式を行ったと発表しました。約4,200㎡の水田の一画に発電出力66kWの設備を設け、稲作と太陽光発電を両立します。

設備下で田植えを行う様子
設備下で田植えを行う様子

一本足架台で農機の作業空間を確保

事業主と発電事業者はヤンマーセーブザファームズ滋賀合同会社、需要家はヤンマーホールディングス、営農者はヤンマーシンビオシスです。発電したグリーン電力はヤンマーグループへ送電します。将来は非常時の地域給電も視野に入れ、エネルギーの地産地消と地域レジリエンスの向上を目指します。

スマートブルーは設備下での農作業を優先し、独自の「一本足架台」を採用しました。支柱による田植機などの動線阻害を抑え、圃場の大部分では従来に近い営農を維持できる設計です。部材数が少なく独立性の高い構造とすることで、藤棚型架台で課題となり得る連鎖倒壊リスクの抑制も図りました。

水田型ソーラーシェアリングの検証拠点に

水田で営農型太陽光を普及させるには、遮光下でも収量と品質を確保しながら、農機作業の生産性を落とさないことが重要です。今回の圃場は、環境再生型農業と再エネ発電を組み合わせる「SAVE THE FARMS by YANMAR」の第一歩です。発電量だけでなく、稲の収量・品質、農作業時間、安全性を継続的に検証できれば、水田型ソーラーシェアリングの実装モデルとして横展開につながる可能性があります。

出典:スマートブルー「SAVE THE FARMS by YANMAR SHIGA RITTO 開所式のご報告」

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